私のオススメφ(´∀｀。)

深夜２時のことです。


「飲みすぎたー！しかもおそくなったーー！！」



↑酔っています。

でもこれ、私じゃありません。友達のチーコです。
今回、私は運転手役として、
チーコと２人で飲みに街に繰り出し、
帰るために駐車場に向かっていました。



「あ゛ーーもう。。ダメ！寝るッ　寝るぅ！」



ちょっ！おい、ココで寝んな！
と、ナントカ車まで運び、放置。



「お金。。いくらなのかな、
　（結構長くいたから足りないかも）」



と、支払機に向かう途中（出口と正反対の奥にある）、
車と、支払機の間の闇の中に


見てはならない凄い光景が！！！


私は正面を向いていたが、
信じられないその光景は視界にバッチリ入っていた。

（いやいやいや、まさかそんな・・！）
はははー

なんて陽気にお金を支払機に入れていると・・

「・・・・・・」

（？なんか聞こえたような気が・・・いや、気のせいだ）



「・・・すみ・・ませ・・ん」



（まさか私にゆってないよ・・！うん、ゆってん！）



「すいません！・・ちょっとぉ・・」


（げげ！はっきり聞こえてしまった・・やだなぁ）
「な。。。なんですか？」

恐る恐る支払機の横を見ると・・

やっぱり「していた！」



（ぎゃー！まぢカンベン！！）



とかおもってる私の心境を察しようともせず、男は言った。




「ティッシュ、下さい。」







ああ・・バカバカ！
持ってないならすんなよ！
と突っ込みたいところをグッと堪えて鞄を探る。



「・・・無いです。」


「ええっ、こ・・困りますーー」




いやいや知らんし！




「ちょっ、車もみてきてくださいよぉ！」




ええーー！（なんで私がそこまで！？）
しかし、ズボンを下ろし、人前であんなカッコウで
あんなことをしているこの男を不憫に思い、
一応見に行った。



車を開けるとチーコがよだれをたらしながら寝ている。



はぁ・・・




「・・やっぱり無かったです・・」



私も女としてティッシュのひとつでも持っていればよかったのだが、
これは明らかに男が悪い！

もう、帰ろう。とした時、



「じゃぁ、こっちにきて背中さすってください。」



その瞬間、私の脳裏に

1「まさかそんな暗闇で私を・・・？」
2「まさか私の手で・・・！？」



と、2つの考えがグルグルまわった。

どっちも嫌だ！！！！

私は、



「嫌ですっ！！」　（年上そうだったのでとりあえず敬語）



と叫んで逃げた。
申し訳ないな・・と走りながら少し思った。

でも、男があの姿のまま追ってくると怖いので振り返らなかった。

車に乗り込むと
チーコがやっぱりだらしなくドロリとよだれをたらして
少し笑ったような寝顔をしていた。

それを見て

「あ・・・どうでもいいや！」

と、何かが吹っ切れた気がした。