私のオススメφ(´∀｀。)

大変なことになりました。


今週はこのなけなしのお金で過ごそう・・
と思っていた矢先に、
アパートのポストに電気の料金振込み用紙が届きました。

とりあえず、会社で開いてみる。


・・・


125円足りない。

何回数えてもお札は増えるわけもなく、
125円足りないまま一人でうろたえてみる。

どこかに落ちていないか！？


という考えが頭に浮かび、
床を見てみるが無い。


「そうだ！引き出し！！」


ラッキーなことに、
会社の脇机には30円、入っていた。


よしッ！


さっきまで一人でざわめいたり、
かと思えば
小さくガッツポーズしたり、（ちょっと恥じらいつつ）
不振すぎるがそれどころではない。


100円足りないのだ。　（正確には95円だが）

100円・・・


見つかった30円が３倍になっても及ばない数字である。
イナバの物置には100人のれるのに
私の手元には100円も無い・・


などと気が動転してわけのわからないたとえ話が
頭をよぎる。


でも、どうしても会社の帰りに払いたい・・・
だってめんどくさいんだもん。


と、そのとき、私の頭の中に土曜日の光景が蘇った。

（あ・・こんなとこに100円が）


「そうだ！車！横のドアのポケット！！」


思い出した！

いや、それ以前に幻覚ではないか？！
本当に見たっけ！？


自分に不信感を抱きつつ、
恐る恐る車へ向かう。



「あったーーーーー！！！」



よかった。
これで、払い忘れて滞納してしまう心配が無くなった。


帰りにサークルＫに寄る。
お金を払い終わると、私の財布には５円だけが残った。
サークルＫで買える物はもう何も無い。

選択の余地も無く、私は寂しくサークルＫをあとにした。




でも、残ったのがちょうど５円なんて、
なんだかご縁がありそうでいい感じ


なんてのんきにほくそえんでしまう帰り道。
このとき、私の頭の中にはそれだけで
この後、どう乗り切っていくか考えてはいなかった。